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カフェのマフィンは殆どアメリカン・マフィ〇!?

焼き菓子等メニュー

Gratbrownの焼き菓子メニューでは、日々、メニューは少しづつ異なりますが、マフィンは種類は違っても何らか出している日が多いと思います。
そういう意味では、マフィンはカフェの焼き菓子の定番の一つで、少し小腹が空いたときなどや、おやつタイムに、コーヒーや紅茶とご一緒にリラックスして召し上がるにはちょうどいいですね。

トップの写真は、ブルーベリークリームチーズマフィンです。ゴロっとしたクリームチーズとブルーベリーが良いバランスでマッチしてます。

テイクアウトにも是非どうぞ。テイクアウトしてお家で食べる時は、レンジで20秒ほど温めるのがおすすめです!

ところで、マフィンにはそもそも大きく分けて2種類あるってご存じでしょうか?
そうです、丸いパンの「イングリッシュマフィン」というのもありますよね。

でも、Gratbrownでお出ししている普通のカップケーキのようなマフィンは「マフィン」としか言わないことが多いですが、本当は、こちらは正式には「アメリカンマフィン」って言うんですね。
ちょっと、言い間違えると怖そうな名前ですので、正式名で呼ぶときは噛まないように正確に言わないとドン引きされますね(;^_^A

ついでに、2つのマフィンの歴史をご参考にどうぞ。
(一般的な有力な説のご紹介であり、正確性は不明ですのでご了承ください。)

イングリッシュマフィンアメリカンマフィンの起源と発展についてご紹介します。

1. イングリッシュマフィンの歴史

イングリッシュマフィンは、イギリスで生まれた円形の平たいパンで、イーストを使って発酵させるのが特徴です。
外はカリッと焼き上げられ、中はふわっとしており、バターやジャム、さらには卵やベーコンなどと一緒に食べるのが一般的です。

  • 起源
    イングリッシュマフィンの起源は11世紀頃のイギリスに遡ります。当時はパン屋で売られる高価なパンに比べ、マフィンは労働者階級の人々が家庭で手軽に作れる食べ物でした。
  • 名前の由来
    マフィンという言葉は、ドイツ語の「Muffe」(柔らかいパンの意味)やフランス語の「moufflet」(柔らかいパン)から派生したとされています。
  • 18~19世紀の普及
    19世紀のビクトリア朝時代には、イングリッシュマフィンは広く人気を集め、ロンドンの通りでは「マフィンマン」と呼ばれるパン売りがマフィンを販売していました。これは「The Muffin Man」という童謡にも反映されています。

2. アメリカンマフィンの歴史

アメリカンマフィンは、ベーキングパウダーやベーキングソーダなどの膨張剤を使用して作る甘い焼き菓子です。
カップケーキに似た見た目をしていますが、カジュアルなスナックや朝食として親しまれています。

  • 起源
    アメリカンマフィンは、18世紀末から19世紀初頭のアメリカで生まれました。アメリカではベーキングパウダーやベーキングソーダが普及し、イーストを使わない速成パンのような形でマフィンが作られるようになりました。これが現在のアメリカンマフィンの原型です。
  • 材料の多様化
    アメリカンマフィンは基本的に小麦粉、砂糖、卵、バターをベースに作られますが、果物(ブルーベリー、バナナなど)やチョコレート、ナッツなど、さまざまな具材が加えられることが多く、バリエーションが豊富です。
  • 大衆化
    20世紀に入ると、家庭で簡単に焼ける速成パンとして人気が急速に高まり、マフィンミックスなどの商品も登場しました。また、ベーカリーやカフェでも一般的なメニューとして提供されるようになりました。

まとめ

  • イングリッシュマフィンは、中世イギリスで労働者階級の間で広まった発酵パンが起源で、19世紀には「マフィンマン」と呼ばれる販売者がロンドンの通りで売り歩くなど、大衆に親しまれました。
  • アメリカンマフィンは、19世紀のアメリカで膨張剤を使った速成パンとして誕生し、果物やナッツ、チョコレートを加えた甘い焼き菓子として広まりました。

それぞれの地域で異なる進化を遂げたマフィンは、今ではどちらも世界中で愛される食品となっています。

テイクアウトにも是非どうぞ。

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